【TED レビュー】 だれでもできる記憶術
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TED Talks を皆さんご存知でしょうか?
- TED(Technology Entertainment Design)の略
- 学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なっている
- 2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになっている
- 講演者には非常に著名な人物も多く、ジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル賞受賞者)、ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)といった人物がプレゼンテーションを行なっているが、最重要事項はアイディアであり、一般的には無名な人物も数多く選ばれ、プレゼンテーションしている
といったものです。
私は、4年前からちょくちょく見ていて、自分のノートに自分なりにまとめて書くくらい、勉強になっています。
その中で、今回印象に残ったものを紹介します。その備忘録として、まとめてみます。
【ジョシュア・フォアさんの誰でもできる記憶術】です。
↓見たい方は、どうぞ!
【要約】
- 記憶力がいいのは生まれつきではなく、学習のたまものである
- 注意を向けることで覚え、没頭しているときに記憶する
- 私達が記憶するのは、なぜ重要なのか、なぜ鮮やかなのか理解できたとき
【プレゼンテーションでの例 + 自分で調べたもの】
- 全米記憶選手権
- ➡たった一度見ただけで、数百個のランダムな数字を記憶し、ものすごい数の初対面の人の名前を憶え、わずか数分で詩をまるごと暗記し、シャッフルしたカードの順番を記憶する速さを競う
- 2500年前に発明された古代のテクニック
- ➡キケロが演説を覚え、中世の学者たちが本を丸ごと暗記するために使ったもの
- ➡➡シモニデス(ギリシャ最高の叙情詩人、記憶術の元祖)
- 『座の方法』『記憶を鮮明の保持する方法』
- ① 何かの場所を選ぶ
- ② 記憶したい物事のイメージを描く
- ③ それぞれの場所に関連付けていく
[場所の順番が物を守ってくれ、物のイメージそのものを守ってくれることになり、そうして、われわれは、場所を猟版代わりに、イメージを文字代わりに使えばいいのだ] BYシモニデス
- 記憶チャンピオン ⇔ 普通の人の脳
- ➡fMRIスキャンより、記憶チャンピオンは脳の空間記憶とナビゲーションにかかわる部分を使っていた
- 心理学者が精緻な符号化と呼ぶ概念
- ➡Baker/bakerパラドクス
- ➡➡文脈や意義や内容をもたない情報を取り上げて、頭の中にある物事の関連から意味のあるものへと変換する方法を知ること
【理解したこと】
- 『覚える』ということは、自分が理解し、納得し、立体的に捉えられたときに、できる
- そのときに、自分がいかにそのもの事に熱心に楽しんでいるのか(情熱)が重要
- 自分とその物事との関係性が、記憶に関係している