プロとしての栄養士
最近、保育園で私は栄養のプロフェッショナルですからと紹介されることが、しばしば。
私は自分の中ではまだまだと感じているので、言われるたびに胸がチクチクと痛んでいます。
プロと言われるほどのものではない。
日々勉強している最中だから。
だから今は仕事で経験したことや勉強してきて学んだことを伝えることしかできていない。
ましてや、栄養学はコロコロと変わりやすい。
それは食事はこれがよいという正解がない分野だから。
だからこそ今はどうなっているのか、最先端を常に勉強していかないとプロとは言えない。
そう思って仕事をしています。
その中でハッと思った記事がこちら
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教育現場を知り尽くしている尾木ママ。
栄養士が栄養価を考えた献立を考えるのは、最低限のレベル。
ハッとしました。
それからいかに付加価値をつけていくのかは、栄養士としての力量。
今まで、栄養価を考えるだけの仕事をしていた人はたくさんいると思います。
しかしプロとして、それは栄養士としては当然のことであり、それ以上に保育園給食においては、いかに子供達と関わり中から食べることの楽しさ、料理を作ることの面白さを発見させてあげる手伝いをしてあげるかが、私たち栄養士の力量にかかってくるし、子供たちの将来に左右するのではないかと感じています。
また子供を通して親にも子供との会話の中で食事に興味を持ち、栄養の教育をしていくことまで考えるのが今の保育園栄養士の仕事だと思っています。
まだまだ勉強不足ですが、年を重ねるごとに知識が積み重なっていくのを実感しています。
しかし、ただ知識を積み重ねるのではなく、以前と比べてどう違うのかを考え、比較して、今ある知識に肉ずけしていくことこそが、プロフェッショナルな栄養士の姿なんだろうな。
その姿に近づけるよう、頑張っていきたいです!