littleMYの日記

自分が経験して、考えたことを記録するブログです。

技術。

 

服の専門学校に通っている友人の話から。

 

私には、全く縁の遠かった洋服の話。最近、話せば話すほど、食品の業界と似ている部分があることに気づきました。

 

友人は、台湾の服飾の大学を卒業して、台湾でデザイナーとして働き、日本に服の勉強できています。

 

なぜ大学院ではなくて、専門学校を選んだのかということを聞いてみました。一般的には大学院の方が深く学べるのではないかと考えがちですが、どうやらそうでないようで。

 

服飾の大学院は、論文を書いたり、ディスカッションをするだけで、博士の資格は取れるかもしれないけれど、実際に服飾の技術は身につかないカリキュラムだということでした。デザイナーとして活躍したい友人にとっては、全く要らないものだし、今の世の中は資格よりも、技術だったりアイディアが大切。だから、大学院は興味ないということでした。

 

たしかに!!!!!

 

私も栄養の短大でしたが、大学院にいっても、博士という資格は取れるけれど、実践的な調理の技術は身につきません。栄養系は調理実習がどんどん減らされてきて、その分医学的な知識を詰め込まされている感覚でした。私の短大と大学は内容はほぼ同じだったので、要は大学を卒業した資格が取れるかどうかとうことのみでした。(決して低い大学ではなくて、栄養系の上位の大学でしたが、、)

 

本当に自分自身、何がやりたいのか、何を学びたいのか等を決めて、行動していかないと、頭ばかりでっかくて、技術がない人ばかり出来上がるシステムになってしまいそうな気がしました。

 

今は本気になればなるほど、大学よりも、自分なりに勉強していくことの方が、とても大切なことではないのかな、と感じました。