『怪盗山猫』の武士道がアツい!!
今季のドラマをよく見てしまう私です。
その中で、日本テレビ系で土曜日9:00から放送している『怪盗山猫』が意外と面白い、、、
原作は、神谷学さんの『怪盗探偵山猫』です。
- 作者: 神永学,鈴木康士
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 文庫
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原作とはだいぶよいしょよいしょ違う部分があるようですが。
ドラマは、ギャグとシリアスの絶妙な間に、引き込まれ、
あれよあれよという間に、終わってしまう。
そんな感じです。
思いのほかに、見てしまいます!!
あ~面白い♪♪
その中で山猫はいつもシリアスな場面に
『おまえの核になってるものは、なんだよ!』
と言葉を投げかけます。
自分の核(コア)な部分って、
実際自分でなかなか把握していない部分も多いのではないでしょうか。
そう聞かれて、スパーーンっと言える人は、
自分とは何か、何を目的に生きているのかを常に意識しているのではないでしょうか。
そして、山猫は、
誰も助けてくれなかった?
誰もそばにいてくれなかった?
違うだろ!
お前が何も見ようとしなかっただけだ。
大事なもんはそこかしこにあったんだよ
(1話より)
自分のケツが拭けなかったら、誰かに拭いてもらうしかねえんだよ!
そういう人間を一人でも多く作るしかねえんだよ!
どうやって作るか知ってるか?『ありがとう』だよ
(2話より)
山猫は、人の核となる部分を常に武士道の観点から見ているのかもしれません。
そして、山猫は『武士道』を愛読しているところを見ると、
その影響から自分の役目は、
自分が汚い役目を自ら背負って生きているのではないか
と推測されます。
そんな山猫が今後どうなるのか、楽しみです。
★★★
ところで、山猫に出てくる『武士道』を見てみることにしましょう。
『武士道』は名前は聞いたことがある、
日本と言えば武士道!でしょ。と外国の人が言っていたり。
そんなイメージがあるかもしれません。
今のところ山猫が語った武士道は、
武士道は、日本の象徴である桜花にまさるとも劣らない、
日本の土壌に固有の華である。
わが国の歴史の本棚の中におさめられている、
古めかしい美徳につらなる、ひからびた標本のひとつではない。
それは今なお、私たちの心の中にあって、
力と美を兼ね備えた生きた対象である。
と語っています。
これは、新渡戸稲造の『武士道』の冒頭の1節です。
なんだか難しく語っているけれど、武士道の冒頭を言っていました!!!
武士道=この新渡戸稲造の『武士道』なのか。
そうではなくて、
ウィキペディアによると、、
武士道(ぶしどう)は、日本の近世以降の封建社会における武士階級の倫理・道徳規範及び価値基準の根本をなす、体系化された思想一般をさし、広義には日本独自の常識的な考え方をさす。
これといった厳密な定義は存在せず、時代は同じでも人により解釈は大きく異なる
時代背景により、その思想は変わってくるということ。
近世の頃の人たちの、思想の根本が最初なんですね。
武士道はいわゆる日本の歴史を知るうえで、
重要な役割を担っているのかもしれません。
そして武士道は
「義」、「勇」、「仁」、「礼」、「誠」、「名誉」、「忠義」
の七徳目から成り立っています。
各項目の詳しいことを知りたい方は、こちらをどうぞ!!
もしかしたら、物語は山猫流の武士道を今後さらに見せてくれるのかもしれません。
次週も楽しみ♪♪