初心に戻って、思うこと。
最近職場で、新人の後輩のケアレスミスが多い。
例えば、
- 献立ではおやつにいれるサツマイモをスープに入れてしまった
- 茹でる用のマカロニを出しておいたら、計らずに、そのまま全部入れてしまった
- 伝えたはずの切り方とは違う切り方になっている
など。
問題は何だろうか?
5月になると、4月の頃とは違い、緊張感も取れて気持ちに油断があるのだろうか。。
きっと、まだ今自分が何をしているのか、本当にわかっていなのか。
自分が今何の作業をしているのか、この野菜はどこに入るものかわかっていたら、間違いはなかった。
なので、私は声かけを勧めました。
給食室みんなで、作業ごとに声をかけあう。
例えば、サツマイモを切り終わって、鍋にサツマイモを入れるときに、
「サツマイモいれまーす。」 とか。
入れていない人にも、今どの工程が進んでいるのか理解もできる。
なおかつ、声を出すことによって、コミュニケーションも増える。
それを実行し始めました。
効果はまだ出ませんが、何かの役には立つはずです。
それと同時に、新人の後輩にはアドバイスもしました。
自分がこれで良いのか悩んでいたようなので。
押し付けるよりも、自分の体験を話す方が、参考にしやすいのかと思って。
新卒時代、4月から6月まで、毎日の作業工程と上司に言われたこと、それに基づいての自分の考えを日記のように書いていました。
その中で、自分がより求められる技術や作業の速さを、1日の全体を通して見ることができたよーと。
また丁寧に仕事をする子で、早くこなすことやいろいろと考えられないと悩んでいたので、
- 丁寧なのは良いことだから、あとは時間を見ようと
俗に言うタイムプレッシャー
- 速さは慣れから来るもの
そうなれば、無意識にも速くなるよと。
これを伝えました。
実際みんな慣れだと。
栄養士として、約7年働いて思います。
すぐにはできないのは当たり前。
だけど、できるようにするにはどうするのか。
日々自分で小さな目標を作り、それを達成するにはどうするのか考える。
日々の業務に慣れた私にとって、新卒の子と話すと初心に戻れ、改めて初心に戻ることの大切さを痛感しています。