【ブックレビュー❊マンガ編❊】 ちはやふる
私にとって、特別な漫画でもあります。とっても、熱く、真剣に生きている彼ら達を応援したくなると同時に、私もあんな高校時代を送りたかったなと感じます。
過ぎてしまったことは、もうどうにもならないから、とにかく今を今からを大切生きようと思わせてくれる物語です。今、映画も公開になって、このGW期間中よくプロモーションをされていて、見る機会が増え、再び私の中の情熱が再燃しました(笑)
感情論はここまでで、ちはやふるで物語の核になっているのが、【百人一首】です。
ちなみに、【百人一首】とは、、
百人一首(ひゃくにん いっしゅ、ひゃくにんしゅ)とは、100人の歌人の和歌を、一人一首ずつ選んでつくった秀歌撰(詞華集)。
中でも、藤原定家が京都・小倉山の山荘で選んだとされる小倉百人一首(おぐら ひゃくにん いっしゅ)は歌がるたとして広く用いられ、通常、百人一首といえば小倉百人一首を指す
❊ウィキペディアより引用
私はこの漫画で、百人一首及び和歌について学びました。気になる性格で、百首に目を通し覚えようとしましたが、とてもじゃないけれど、出鼻をくじかれました。なので、意味、そしてその背景を知り、和歌の深みを知りました。
情熱、、、いつの時代にも男女の仲、この世の儚さ、矛盾が出てきます。その時々の心情を綴っているのが和歌です。
和歌には昔の遊びかもしれませんが、当時のその時代の人のまっすぐな気持ちが良く映し出されています。そこから、昔も今も、人の悩みは変わらないものだということを感じます。
昔の人も同じことで悩んでいました。しかし、現代人と違って、昔の人は自然(植物や川など)に気持ちに例えています。今はそんなロマンチックにみられることはしないかもしれません。自然が開発されてと自分が身近なものではなくなってしまったからかもしれませんが。そう考えると昔の人は、自然に自分の想いを重ねているので、より、自然的な生き方をしているような気がしました。もちろん、身分の格差などあっただろうと思いますが。
自然と調和した和歌だからこそ、美しいと感じ、さらには何百年も受け継がれた歴史があるんだなと感じました。