【音楽レビュー】 久石譲
昨日からよく聞いてしまうのは、久石譲さんの音楽。
とても心が表れて、穏やかな気持ちになります。
Summer!
久石 譲 / Joe Hisaishi -- Summer (HQ)
そして、平原綾香さんとのコラボ【いのちの名前】
ジブリ作品の『千と千尋の神隠し』の曲です。この曲を聴くと、なんだかただただ涙が流れてくるような、そんな心地よい気持ちになります。
本当に美しく、心が洗われるような気持ちになります。それはきっと、私たちの心がクリアになっていく、そのためにきれいなものに触れたくなるのかもしれません。私たちはその過程がたくさん積み重なって、より深いクリアな心の状態になるのかもしれません。そう感じてしまう音が久石譲さんの音楽にはあるように感じます。
そしてこの方の歌声も、、、
Teshima Aoi手嶌葵 / さよならの夏 ~コクリコ坂から~
手嶌葵さん。
最近月9の主題歌がヒットしていましたが、デビューしたときから歌がものすごく安定していました。(最近ずっとその当時の動画を見ていて気が付いたのですが)ピッチが安定しているし、音程が外れなく、CD音源を聴いているような安心さ。
それよりもっとすごいのは、彼女が持っている歌声のクリアさ。どことなく儚さを持っていて、とても優しい歌声。
ツラく、悲しい時に聞いてしまうと、涙が止まりません。
そして私が一番好きなのはやはり【テルーの唄】
彼女のデビュー曲で、ジブリの【ゲド戦記】のテーマ曲でした。その映画も見ましたが、とても深く、孤独を抱えている少年の話です。その少年のように、私たちも常に孤独を感じています。孤独がないなんて瞬間はきっとないと思います。だからこそ、共感をし、涙を流す原因なのかなと感じます。
❊歌詞の中の引用❊
雨のそぼ降る岩陰に
いつも小さく咲いている花は
きっと切なかろう
色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを愛でてくれる手もなくて
心を何に例えよう
花のようなこの心
心を何に例えよう
雨に打たれる切なさを
1人は孤独。だからこそ、人を求めるのではないでしょうか。そんな気がします。