littleMYの日記

自分が経験して、考えたことを記録するブログです。

夢の扉+

 

 

日曜日、家にいるときはよく見てしまう番組、『夢の扉』

 

毎週日曜日、TBSの18:30から30分間放送している番組です。

 

この番組は、夢を叶えるために努力する人を特集しています。

 

毎回見て思うのは、みんな、まっすぐにひたむきに情熱を注いで頑張っている。

 

そんな姿にとても刺激をもらいます。

 

私自身、何かに夢中になっている人を応援したくなってしまうし、

 

そんな人から学ぶことがたくさんあるからです。

 

 

 

その中で今回は、『肝臓移植』についてです。

 

www.tbs.co.jp

 


世界初! iPS細胞でできた“ミニ肝臓”


横浜市立大学大学院 臓器再生医学 教授/谷口英樹さん


世界で初めて、iPS細胞から、立体的な構造をもつ“ミニ肝臓”の作製に成功した経緯でした。

 

もともと外科医だった谷口さん。

 

臓器移植手術を多く手がけてきましたが、ドナー不足のため、

 

救いたくても救えない患者を目の当たりにしてきました。


純粋に…患者さんを治したい』

 
そんな谷口さんの切なる思いが、“臓器提供に頼らない”治療法の未来を切り拓く。


3年後の臨床試験に向け、立体臓器製造プロジェクトが動き出しました。

 

 

そんな内容でした。

 

その中の 谷口さんのエピソードでとても衝撃だったのが、

 

谷口さんの恩師である岩崎教授が殺人罪で訴えられたということ。

 

 

1984年9月25日、筑波大学事件


脳出血から「脳死」と判定。家族の同意で臓器提供を決めました。

 

岩崎洋治教授により膵臓腎臓同時移植。

 

その岩崎教授は

 

『なんで私が脳死についてやっているかというと、

 

臓器移植のために新鮮な臓器が欲しいからなんです』

 

と語っていたそうです。

 

当時日本は脳死が死であるという事実が浸透しておらず、

 

この行為が殺人罪に問われる結果になることは、わかっていたけれど、

 

患者の為に尽くすために

 

そして日本の医療をさらに進化させるために尽力を尽くしてこられたようです。

 

 

医者に限らず、人のため、日本のために自分を犠牲にしても行う。

 

歴史がその人たちの頑張りや、犠牲によって成り立っているもの。

 

今ある私たちの暮らしの豊かさの背景には、

 

先人たちが作ってきてくれた道があるから、

 

今があるのかもしれません。

 

そしてその精神が武士道なのかもしれません。

 

そして谷口さんの研究室に貼ってあるという格言、、、

 

ちょっともじったようですが、、、、

 

原文は吉田松陰

 

夢なき者に理想なし、

 

理想なき者に計画なし、

 

計画なき者に実行なし、

 

実行なき者に成功なし。

 

故に、夢なき者に成功なし。

 

という格言を扉に貼って、意識づけしているそうです。

 

吉田松陰は、明治維新の精神的革新者です。

 

激動の明治時代を駆け巡った人の言葉は、

 

重みがあるし、日本の未来にすべてを捧げていたんだなと思うと、

 

頭が上がらないです。