littleMYの日記

自分が経験して、考えたことを記録するブログです。

『普通』の罠

 

皆さんは、『普通』といえば、どんなことを思い出しますか?

 

 

 

ウィキペディアでは、、、

 普通(ふつう)とは、広く通用する状態のこと

普通 - Wikipedia

 

goo辞書では、、、

 名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。


[副]たいてい。通常。一般に。

ふつう【普通】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

 

 

 

 

それじゃ、『普通』と『一般的』の違いは何でしょうか?

 

調べてみると、、

『一般』は若干、堅い表現です。

『普通』は、口語的な表現で良く使われます。

 

直訳では
一般的な   general
普通な    ordinal

 

普通 と 一般 はどう違いますか? | HiNative

 

 

みたいです。

 

 

なぜこんな話をするのかというと、、、

 

ふと、最近職場で自分が『普通は、~だよね。』と無意識に話をしていた時に、

 

新卒の子が『普通って、私は何が普通なのかわかりません。』と言っていたこと。

 

 

 

 

 

よくよく考えてみると、『普通』とか『一般的』という言葉を

 

年を追うごとに、

 

思い込みによって使っているような気がしました。

 

 

自分の経験に基づいて、生きているので、

 

その経験から、こうすることがよりよいと感じ、

 

こうしようと、行動する。

 

そのうちに、その行動が自分の中で普通となっていく。

 

(きっと習慣化になっていくのだと思います。)

 

こうして『自分の中』の普通とか一般的ができてくる。

 

 

 

 

 

 

そうしてできた普通は、他人にとっては普通ではない可能性があります。

 

だってみんながみんな、そう考えないかもしれないし、

 

そう行動しないかもしれませんよね。

 

 

 

 

だから、人と話しをするときに、

 

『普通は』という言葉は使用しないほうが賢明であるように感じます。

 

 

 

 

 

あなたと私は違うから。。。。

 

みんな、ONLY ONE な存在なので。

 

 

 

 

普通という言葉を使っている人をみると、

 

自分の世界の枠に、人をはめ込んでいく。

 

他人を受け入れることはせず、自分の中の基準で物事をみるので、

 

その基準から逸脱する人を見ると、

 

『常識のない人ね』とか『一般的なこともわからないのかしら』

 

なんて思っていたりするのかなと感じます。

 

 

 

 

そうなると、自分の狭いサイクルから抜け出せず、

 

新しいものも吸収できず、頭の固い人になりやすいのかな。

 

 

 

 

年をとればとるほど、地位が上がれば上がるほど、

 

自分のことは棚に上げて、下の子たちを『ダメね』なんていいながら、

 

自分の思い通りに動かない人を侮ったり、

 

そんな思いを、知らず知らずのうちにしていくのかな。

 

 

 

 

そんなことを『普通』という言葉を発するたびに、

 

無意識のうちに思ってしまっていたんだなと思うと、

 

自分はどんだけ小さい人間なんだと感じてしまいました。

 

 

自分の言葉が、人間性を示してしまうものなのか、、、、

 

と感じ、普通という言葉は、、、、

 

使わないほうが、いいなと感じました。

 

おお、、、、こわい!!!