littleMYの日記

自分が経験して、考えたことを記録するブログです。

保育園の実情

最近、子供が保育園に預けられなくて困っている人が多いと聞きます。

実際にそうだし、保育園に入るのにも産む前から考えている人が多いです。

実際に見学に出産前からきている人がいます。


今現在の保育の現状としては、認可保育園に入れる為には、0,1,2歳のとっても大切な時期に認証や無認可の施設を利用しないとポイントがもらえなくて、認可保育園に入れないような実情になっています。


認可に入れる為に、仕方なく面倒を見れるけれど施設に入れて、ポイントを稼ぐ親が多いのが現状です。

この現状は公的な施設がそうなので、法を変えない限り、どうしようもないことです。


ただ知ってほしいと思うことは、乳児期の最も大切な時期を、ポイントを稼ぐという理由だけで、無認可や認可に入れることの弊害です。

乳児期は人格の形成をする時期で、この時期にしっかりと愛されなかった子供は、年齢が上がるにつれて行動におかしなことが見られます。

暴力的だったり、人の痛みを分からない大人になったり、、、、。

実際に私の働く保育園は新園なので、他の保育園に断られたり、何かしら問題があって入れなかった子が来やすい園です。

ほとんどとは言いませんが、親から言葉の暴力や言動における暴力を受けているであろう子供が、以前勤めていた保育園よりもかなり多いです。

その為に、私たちは子供や親にキチンと正しいことを伝える義務もあり、責任もあります。

そういう志を持って接しています。


ちなみに一概には言えませんが、保育園不足でバンバン保育園が建っています。

無認可は保育士が居なくても、成り立ちます。

最近は福祉の一環として、社会貢献としての名目で、保育園の立ち上げ、助成金や知名度の一環として運営しているところも少なくありません。

そんな会社は、保育の質は全く考えていません。

考えているのは、助成金目当てと社会貢献をしているという名目だけです。

そんな保育園がバンバンと建っていることに恐ろしさを感じます。

数だけあっても、質が良くなければ何の意味もないです。

子供を悲惨な環境に預けて、将来を台無しにされるよりも、私だったらせめて2歳まではたっぷり愛情を注いで愛してあげたいと思っています。

そんな大人の私利私欲の為に建った保育園で育った子供の将来が、ひいては日本の未来が恐ろしいです。

ただ自分にできることは、少しでも目の前にいる子供に愛情を注いであげることだけです。

それが第一歩です。

少しでも多くキチンと子供と向き合ってくれる人が増えてくれることを願うばかりです。